第11号(2009/5/1)●8面
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機関紙への提案

高橋 正一

拝啓 私はこの3月、ある地方の大学を定年退職しました。65歳です。家で何もせず、ぼーっとしています。もし、東京に住んでいれば、そちらのお手伝いもできるのにと残念です。
 機関紙『コモンズ』を拝読しています。その感想というか、あるいはお願い・提案をさせてください。

 一言でいうと、『コモンズ』紙上で、新左翼の総括というか、その歴史をあつかう。1960年代に生まれた日本の新左翼が、この約半世紀の間、何をなし、また、何をなし得なかったか。日本の社会で、新左翼とは果たして、なんだったのか。現段階で、一応の総括をしてみる。
 その方法。聞き取り取材か、または当事者に文章を書いてもらう。私の夢想――私が東京に住んでいた場合、私は『コモンズ』に委嘱されて、この企画の記者になる。そして、しかるべき人の紹介状を片手に、新左翼の面々に話を聞きにゆく。あるいは、彼らに文章を書いてもらう。――実際には、この仕事を、生田あいさんがやってくだされたらよいと私は希望する。

 質問項目、あるいは文章で総括する場合、このような点に留意して述べてほしいというもの。
@各派の歴史、とくに強調したいところ。特異点。
Aこれまでになしたことと、なしえなかったこと。
B以前の内ゲバに対する評価。
Cレーニンに対する評価。
D前衛党の組織原則を今後も続けるのか否か。
E「革命21」がいち早くこれまでのような中央集権主義の前衛党をやめたことに対する評価など。
 新左翼各派の彼らなりの「総括」を、毎号『コモンズ』に連載する。それこそ、一方では公安が喜ぶような内容になってしまうが、しかし、そのような内容の記事を連載できれば、『コモンズ』の読者は大いに興味関心を持つ。『コモンズ』の声望は必ず高まる。一般のマスコミも興味を示すであろう。
 聞き取りにゆく際、現役のトップが相手をしてくれるのは当然、むずかしい。その派の全体像をある程度把握できているもので充分である。その場合は、当該組織からすでに離脱したその派の活動家から話を聞けばよい。現役の活動家もあれば、時にもう活動から離れた元活動家でもかまわない。
 とにかく、新左翼の状況を横断的に俯瞰することをめざす。新左翼の各派が率直に自分たちのことを述べてくれることを期待する。『コモンズ』だからこそ、こういった企画が可能である。
 その理由――「革命21」のグループが左翼の中で、いち早く前衛党をやめたこと、そして、それゆえに、左翼、あるいは新左翼の一定部分を将来的に糾合してゆける基盤を作ったことである。
 また、この企画を行うことで、実は、「革命21」が立っている位置も客観視できる。
 内ゲバで殺された人は実に哀れである。気の毒にたえない。彼らの魂魄は成仏できず、まだこの世のどこかをさまよっているであろう。なぜ、内ゲバまでいってしまったのかを、かつての当事者から、じっくり聞きたい。また、彼ら自身の文章で、総括してもらいたい。こんな思いからこのような企画を思いついた。 2009年4月7日
じいちゃんジャーナル(かわぐちひろし)

催し物あんない


2009年第23回 憲法フェスティバル
  ●芝居、歌、講演など
■5月23日(土)13:30〜17:30
■九段会館ホール(地下鉄九段下)
■お問い合せ:
 TOKYO大樹法律事務所
 03-3354-9681
 後楽園法律事務所
 03-3818-1640
 ピープルズ法律事務所
 03-3354-9662
ペシャワール会(現地代表:中村哲 医師)
講演会:福元満治(事務局長)

■日時:2009年6月2日(火)18:00開場/18:30開始
■会場:船橋市勤労市民センター
■資料代:一般1000円/高校生500円
■主催:中村哲医師講演会実行委員会
■連絡先:津野 047-464-9087 090-3512-8877
■連絡先:相川 047-497-1145
10月3日は明治公園へ!
エネルギー政策転換に向けて全国
から結集を!呼びかけ人になろう!

■日時:10月3日午後 (詳細はこれから決定します)
■場所:明治公園(新宿区霞岳町)
■呼びかけ人
鎌田 慧(ルポライター)
鎌田 實(医師・作家)
斉藤貴男(ジャーナリスト)
杉浦孝昭〈おすぎ〉(映画評論家)

当面の連絡先:原水爆禁止日本国民会議
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館内
電話:03-5289-8224 FAX:03-5289-8223


コモンズ川柳

乱 鬼龍 

裁判員あなた死刑と言えますか

イチローは評価一郎は評価せず

たたかいに知恵も度胸も金も要り

革命へまだ革命が足らな過ぎ

百年もたてば現世のくだらなさ



編集室から

●地方から革命21(準)を支持しいつも暖かい励ましの言葉を頂いている高橋教授より、コモンズの新企画についてのご提案が届きました。(8頁投稿欄)おっしゃるように、反資本主義左翼の再生と協同の為には、避けて通れぬ課題がたくさんあります。フランスや韓国などの新党への大きな流れに比して、一人立ち遅れを否めない日本左翼の現状の根底には、いまだ内ゲバ問題や中央集権的原理の唯一前衛党思想の呪縛の問題があります。どういう形式でご提案を実現できるか、検討させてください。ご提案、ありがとうございました。(生)
●20年も音信不通だった友人の消息が、『コモンズ』の全く別の読者を通じて偶然に分かった。『コモンズ』紙の拡がりを感じる。もっと拡げていこう。(幹)


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