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〜老いと死を見つめて、その人らしい生き方を支える〜 |
はじめに
今、私が現場で思っていることは、男性の方にも介護の知識をもち、理解をしていただき、介護参加していただけたらということである。
高齢化率は2050年にピークを迎えるといわれている。高齢問題っていうのは、私たち中高年、今の高齢者だけの問題ではない。これからの時代を担っていく若い人たちにとっても大切な問題である。今、こういう時代だからこそ高齢者に優しい町づくりをしていかないといけない。若い人たちには、高齢化問題とか言われても全然イメージがわかないと思うが、自分の身に置き換え、将来、自分たちの社会がそういうふうになると考えると、介護について少し意識を向けていただけるようである。
これからの介護は?
「あなたが介護を受ける時どんな介護を受けたいですか?」(『かいごの学校』08年2月号)という問いかけの中の答えに「人間として扱ってほしい」とある。頭と体がどんな状態になっても、モノ扱いされるのだけは、ごめんって。介護現場では本当に物扱いしているという現場があるかも知れない。また、「夫か娘に介護してほしい」「介護サービスを利用して、自宅で暮らしたい」などいろいろな思いがある。一方、介護現場の現状を知っている専門職の方々は、「こんな介護は受けたくない」と思う一方で、実際の介護は理想通りにいかない現実がある。皮肉なことである。将来の介護の理想と現実についていろいろ考えさせられる。また、今の介護現場を象徴する言葉「あとで」「待って」と言わざるを得ない現状がある。スタッフが足りず、余裕がないための問題である。介護職の給料が安いから、お辞めになっていく方が多い。いつも職員が不足状態。でも再び介護現場に戻ってこられる方もある。人とのふれあいの温かみ、介護の醍醐味をたくさん感じた人たちが頑張っているのである。
介護の現状
介護の現状は今どうなのか、施設なのか、在宅なのかというと在宅介護がとても多い。75〜80%である。これからの介護では、在宅介護が主流になってくる。ホームヘルパーや在宅のサービスをどんどん充実させていこうとがんばっている。今、K市に高齢者がいる世帯が413,000世帯あるそうだ。この中で高齢者のお一人住まいが36・3%もある。この方たちの介護はどうなるのか。ご家族がそばにいらっしゃればいいのだが。遠くに離れていらっしゃる方々の介護問題っていうのを行政もしっかり考えていかないといけない。私どもの介護実習普及センターもいろいろな介護の悩みなどのご相談を受けている。地域包括支援センターや地元の社会福祉協議会などに相談し、悩みを自分で抱え込まないっていうのが大事なことだと思う。皆さん「がんばる介護」をされる。最初のうちは「がんばらないでください」って声をかけていたが、実際は「がんばらないといけない」現実がある。だからうかつにもそうは言えない。それで今、「がんばり過ぎない介護」をしましょうと言っている。お一人で抱え込まないでみんなで悩みを共有しましょうということである。がんばり過ぎると、介護ストレスが生まれる。そして介護ストレスが虐待を引き起こす。虐待というのは、叩いたりする身体的な暴力だけではない。介護拒否や言葉の暴力もある。専門職の人も私どものセンターに自己啓発で勉強に来られる。ストレスケアのためである。自分自身のため、管理職の人は部下のストレスを解消するためにはどうしたらいいかということで、ストレスをためない介護、よりよい、室の高い介護をするためにはどうしたらと考えるわけである。
さて、家に介護が必要になったら、あなたはどうしますか? 男性だけでなく、女性も考えてください。妻のほうは「自分が夫を介護するより夫から介護を受けるほうがとても大変」って認識している。夫は「これまでの人生に介護ということばはない。自分のライフワークに『介護』なんてと思っているから、そう聞かれてもね。」という答えが多い。
「わたしがやるよ」じゃなくても、いろんな人の手を借り、サービスを借りて、家族全体でがんばってやるよという気持をお持ちの方は、皆さん介護意識があると思われる。男性の介護っていうのは、仕事になりがちである。きちんと計画をたて、そのとおり進まないとイライラされる。少し柔軟に、予定通りいかなくても「人の介護をすることで、自分が老いを迎える力をつけている。」と楽に受けとめて介護してはどうか。(つづく) 連載
鹿児島のホームレス支援と行政の現状
そして「新しい公共」とは(6) |
コミュニティへの
参加感、水平感
また現在、取り立てて「仲間の会」といった形で組織されるには至ってはいないが、毎週3回のオニギリ会や月1回の調理・食事会が少なからず、そうした交流の場としての役割を果たしてきたと言える。ホームレス生活者等にとって、その「失われた関係性の回復」という課題は、エンパワーメントにとって重要なステップとしてある。社会的排除に晒され、深刻な孤立感を抱えた日々を耐えてきたであろうホームレス生活者等にとって、「定期的な交流の場」があることは、単に顔合わせができたということに留まらず、小さいとはいえ、あるコミュニティへの「参加感、水平感」を、それと意図せず実現してきた様に思う。たとえばIさんは、今では話し好きの朗らかな人なのだが、「荒んでいた時があった」と運転免許証の写真を見せ、支えあう会と出会ってから「怒りがポカン・ポカンと消えていく」と言った。こうした「場」の存在が醸成してきた何がしかの文化であろう。もっと言うならば、社会的排除に対抗して相互に補完し包摂し合う協同性というものに接近できた様に思う。私達はIさんの次の就労を考えているが、御互いを多様な側面で見ることは、就労・仕事起しの面においても、その資格や経験の有無のみにとらわれず、「他者への眼差し」に潜む価値観の変革を促された。これは、以前、有志で取り組んできた休耕地耕作や米作りの「場の意義」も再度思い起こされる経験となった。
堀之内洋一(NPO法人かごしまホームレス生活者支えあう会)
(このコーナーは次回で終了となります。)
 10月3日は明治公園へ!
エネルギー政策転換に向けて全国から結集を!
呼びかけ人になろう!
■日時:10月3日午後 (詳細はこれから決定します)
■場所:明治公園(新宿区霞岳町)
■呼びかけ人
鎌田 慧(ルポライター)
鎌田 實(医師・作家)
斉藤貴男(ジャーナリスト)
杉浦孝昭〈おすぎ〉(映画評論家)
当面の連絡先:原水爆禁止日本国民会議
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館内
電話:03-5289-8224 FAX:03-5289-8223
訂正とおわび:本紙第8号(2009年2月1日号)第一面三段目、「大企業本位のシステムの転換を」の段落の最後、「E農業自由化、食料自給率アップのため闘う。」を「E農業自由化、大型店舗主義に反対し、食料自給率アップ、農工商業者の過疎地での共同的事業の発展を促すことである。」に訂正しお詫びいたします。
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この国の政治自体がフェーズ6
ポスト自民ポスト民主へ風確か
この世こそ地獄と紙面血がにじむ
戦えば戦う質と量問われ
あてにならぬ党なら党を斬り捨てよ
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●川村賢市さんの余りの突然の急逝に、いまだ亡くなった事が信じられないでいる。ご自宅に伺い、小さな白い箱に収まった川村さんと対面してもである。奥様は気丈にも、「これまで通り『コモンズ』を送ってね。川村に代わってわたしが購読するから、振込み用紙もいれてね」と言われた。そして、「これからも川村が出ていたいろいろの集会や集まりには、今までと同じように参加するつもりよ」と。お写真を拝借しての帰り道、なぜか、涙があふれて止まらなかった。なお、4ペイジの追悼記事には、共闘関係で川村夫妻と親交の深い星川さんが弔文を寄せてくださった。紙面の都合上、一部割愛させていだきましたが、心よりお礼を申し上げます。(生)
■総選挙・政局について
■インタビュー小沢から鳩山民主党、「反転攻勢」再開の行方
■オバマ「核廃絶」戦略をどうみるか
■5・28沖縄・安保集会
■6・6「変革のアソシエ」発足記念講演とシンポジウム報告
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