やんちゃで負けず嫌いの性格で暴れ回っていた少年が、青年期には差別のなかで在日の矛盾に目覚め、地域差別や民族差別に真摯に取り組み、全力疾走で47歳の短い生を駆け抜けた高英三(コウ ヨンサン)という、一人の熱くて格好のいい、傑出した在日朝鮮人の社会運動家がいた。
本書は、遺された家族と仲間たちが編んだ手作りの故人の遺稿集である。
6月7日、京都東九条の地において本書の出版記念会が開かれ、若い日に京都で活動した者として、縁あってすばらしい会に参加させていただき、本書を手にした。
本書には、多くの人に優しく、飛び切り温かい愛を与え、愛された高英三という人柄とその生き様に、深く影響を受けた仲間たちが6年もの歳月をかけて、自らの生き様を問い重ねあわせながら紡いできた言葉で、彼の遺した運動の灯を引き継いでゆこうとする、そんな希望と仲間力に支えられた力強さが溢れている。
冒頭の高起星さんのアボジ(父さん)にささげた「内なる灯」は、宝物のような一文である。
奥様は、こう書いている。―「晩年の英三の座右の銘は、〈断固たる自分〉だった。英三が何かにつけて言うので、亡くなる2、3年前の我が家の合い言葉になっていた。断固たる自分があれば何も怖くない。断固たる自分でいけと。」
本書の書名の由来は、ここにあるのだろう。
わたしは、本書を、「滑り台社会」のドン底に投げ込まれて希望を求めてあえいでいる若者たちに、是非読んでもらいたいと思う。
今の日本の社会には、支配者たちのあくなき富への強欲の結果でもある貧困や格差から生まれるやり場のない若者たちの生き難さへの怒りや未来への不安が渦巻いている。
そして、その怒りが事の元凶に向かって燃え上がるのを恐れる政府・権力によって、朝鮮への制裁と挑発、在日韓国・朝鮮人や外国人への差別と排斥への排外主義的煽動でその矛先を捻じ曲げられて組織されており、これと連動して草の根の市民運動の形式をとった右翼の露骨な民族差別運動が広がりつつある。
この状況のなかで、「英三という生きざま」は光を放って、朝鮮人であることの、日本人であることの歴史的根源とその意味を問い、人として「共に生きる」道を照らしている。本書を広げていただきたい。〈生田あい〉 注―次号より高英三氏が自らの言葉でその生き様を語った講演録を、連載し紹介していきます。−編集部

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6月2日(火)、船橋市勤労市民センターにおけるペシャワール会福元満治事務局長のアフガニスタン現状報告と訴えの一部始終を「We命尽きるまで」の藤山顕一郎監督が熱く撮ったDVDを希望者に頒布します。送料別で1枚千円。編集完成まで若干日時がかかります。ご了承下さい。お申込は『コモンズ』まで
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脳死とは俺のことかと麻生言い
末期とはこんなものさと自民党
大乱へ主体のレベルこそ問われ
皇族が天皇制は毒と言う
あの世にもすでに天国などはない
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●革命21(準)の公然化を受けてコモンズ創刊号の発刊が昨年の6月ですから早いもので1年が経ちました。読者の皆様のこの間のご支援とご厚情、ご協力に心から感謝申し上げます。この1年の総括と次年度への方向については、今夏、開かれる全国運営委で討議され、さらに全国的な夏季合宿でも討議されます。何らかの形でこの紙上でご報告したいと思います。さて、今号は、6月末の協同会館アソシエの竣工など諸事情があり、5日発行とさせていただきました。ご了解ください。(生)
●20年ぶりに三里塚で再会した先輩に誘われて入った合唱団を、先日の演奏会を最後に退団した。歌う暇がなくなったからだ。楽しく充実した6年間だった。(幹)
■解散・総選挙の行方
■東京都議選の結果について
■日韓労働者連帯行動
■高英三「丹波マンガン記念館特別講演会」から@
■ロゴマークの公表
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