第24号(2010/6/10)●8面
HOMEへ


 今日(5月19日木曜日)は官が決めた「改善教科指導集中実施日」の日で、月のうちの第1、3水曜日がこれに当ります。一日中、房にいて午前と午後の2回、官が用意したビデオを視聴します。
 民法のテレビ番組を編集したものが主です。たとえば「ガイヤの夜明け」とか西田敏行さんが司会する番組でノーベル賞を受賞した人のインタビュー等です。社会にいるときは見たことのない番組ですが、これも一つの学習と思っています。
 警察の留置場に居るときや拘置所や刑務所は学習の場と考えています。社会では見えなかったものが見えます。監獄の中で学習し待機しているだけで、釈放されればまた釜ヶ崎に戻り、更なる確信を持って闘いたいと思っています。 
 2008年6月18日に逮捕されたおりの証拠品が大阪検察庁から送られてきました。ビラやNさんの診断書、カセットテープ、デジタルビデオカメラのテープが10点ほどでした。ビラの見出しや全身打撲と書かれた診断書を見て、改めてあの5日間を思い起こしました。
 先日Nさんに下された大阪地裁の判決は「ひどい」という一言につきます。Nさんには気を落とさず「真実は必ず明らかにされるので闘い続けて下さい」と機会があればお伝え下さい。
 独居房では月曜日と水曜日は通常のテレビ放送はありません。雑居房は毎日テレビ放映があるのにね。
 洗濯はね、パンツは2枚、土・日・祝日を除いて毎日洗ってもらえます。朝出すと夕食のあとに、洗って乾いたものが届けられます。靴下、メリヤス、舎房着、パジャマ、敷布、枕カバー、えり布は定期的に洗濯してもらえます。
 舎房着は今月の末に新しいものに変わるそうです。色もねずみ色から水色系になるようです。(略)
 関西生コン労組がまた弾圧されましたね。声明文を読みました。「弾圧に負けずに頑張って下さい」とお伝え下さい。
 4月のはじめ(4月4日)申し込んだ月刊誌の「関西のつり」6月号が手元にきました。「文芸春秋」6月号、「週刊朝日」と「カーセンサー」は1週間ほど前に届きましたが。5月に申し込んだものは6月(7月号)に手元に届くというふうになります。気分転換をはかっています。
 房の横の空き地の草花が草刈機で刈られてしまいました。小さな白い花や紫色の花、小指の先ほども無い黄色い花、クローバーの白い花、タンポポの花、お花畑のようでそこに蝶々や蜂や甲虫類が集まり、小鳥も姿を見せて私の目を楽しませてくれました。蜂の巣はというと、鉄柵にくっついて残っていました。草花の根っこは土の中に残っているので、また育ってくると思います。
 21日に陳弁護士の接見がありました。私の面会の件については、梅澤さんに送った断片的に書いた文章をつなぎ合わせてくれたら、私の面会についての意見になると伝えました。
 KユニオンのNさんからも手紙が届いています。K先生からの葉書も届いています。Sさんの手紙も届きました。くれぐれもお体を大切にとお伝え下さい。Hさん、病気のようですね。休刊のお知らせの会報で知りました。
 なにせ月に4度しか信書の発信ができません。回数が増えればその分あちらこちらに礼状を出すことができるのですが、ビラの原稿、組合への意見、舞洲団結組への伝言。今はUさんに送る4度の信書に限らせて下さい。Mさんからも葉書が届いています。
今月はこれで最後の信書(4度目)です。来月は7日(月)にしか出せません。
5月22日(土)


反権力の美術評論家で「革命21(準)」顧問

針生一郎さん逝く
反権力の立場から前衛芸術批評で世界的に高名を博してきた美術評論家で、「原爆の図丸木美術館」の館長も務めた針生一郎さんが、5月26日、急性心不全で逝去されました。享年84歳。
針生一郎さんは「革命21(準)」の顧問でもありました。これまでのご厚志に心より感謝を申し上げ、謹んでご冥福を祈ります。革命21(準)事務局
(次号で、針生一郎さんへの追悼、思い出などを掲載します。)

私の光州

仲村 実 

 私にとって初めての韓国訪問で、それも光州市でした。
 労働運動の活動家の一人として、日韓労働者連帯・交流から韓国民主労総の大会等の団への参加の話はたびたびありました。その時々は、若い世代にということで訪韓を振りました。
 今回の話は、徐勝さんを通じて、「変革のアソシエ」という学者が中心の集まりからの紹介の誘いでした。
 私は、20歳前半から労働運動の活動をはじめました。韓国の独裁政権下の70年代、日韓・日朝連帯運動の活動もしました。記憶に残る、1970年11月13日「勤労基準法を守れ」と労働条件の改善、労働者の決起を促した全泰壱(チョンテイル)さんの焼身自殺事件がありました。その連帯集会、7・4南北共同声明支持集会、民主化闘争を闘う在日韓国人団体や青年団体との共同連帯行動、また在日朝鮮・韓国人の就職差別反対闘争、日本人の民族差別・排外主義と戦った京都韓国学園移転建設促進運動、指紋押捺拒否闘争の支援などを、労働運動とともに活動しました。京都韓国学園移転建設のメドが立った段階で、日本人の支援団体を解散し、労働運動に集中していた時に起こったのが1980年の光州事件でした。光州民衆蜂起連帯行動にも顔を出しました。
 その後、光州をはじめとする民主化を求める民衆の闘いが、国家が過去の独裁政権を裁き民主化抗争が評価されていた光州を訪れたいとの衝動に駆られ、今回の光州行きになったのです。少々、「5・18光州民主抗争30周年記念特別シンポジューム − 抵抗と平和」にふさわしくない参加動機だったかも知れません。    (つづく)

第5期 労働学校ワーキングスクールアソシエ 本山美彦校長
経済学者に騙されないための経済学4回講座
講師 田淵太一さん
   (同志社大学商学部教授)
 アメリカの主流派経済学の理論に従うとどのような経済政策が実施されてしまうのか、それらのどこが誤っているのか、という内容(マルクス的な経済学批判)を平易なスタイルで話してもらいます。
 下記の通り、4回講座とします。講師は、若手の田淵太一さんで、最終回には本山美彦さん(大阪産業大学経済学部教授、京都大学名誉教授)にも加わっていただき、論点や疑問に田淵さんと一緒に話し、答えていただきます。
全4回を受ければ、体制側の経済学の主要な主張を論破する力が身につくばかりでなく、現代の日本経済・世界経済の情勢もひととおり理解できるようになると思います。ぜひ受講ください。

第1回 6月14日(月) 午後6時30分〜8時30分
/「失業したくなければ賃下げを」に納得できますか?
第2回 7月12日(月) 午後6時30分〜8時30分
/「デフレ」の本当の処方箋とは何だろうか?
第3回 8月23日(月) 午後6時30分〜8時30分
/誤った経済学が「世界金融危機」をもたらした
第4回 9月13日(月) 午後6時30分〜9時00分(終了後懇親会を行います)
/危機の時代を生き抜くには〜本山美彦先生とのセッション

田淵太一さん
(同志社大学商学部教授)
講師紹介 1964年生まれ。1987年京都大学経済学部卒業。1995年から14年間,山口大学経済学部に勤務。2009年に同志社大学商学部に赴任。著書『貿易・貨幣・権力――国際経済学批判』(法政大学出版局、2006年)など。

本山美彦さん(大阪産業大学経済学部教授、京大名誉教授):最終回のみ加わってもらいます。
講師紹介 1943年生まれ。1965年京大経済学部卒業。1986年京大経済学部教授。2006年福井県立大学教授。2008年大阪産業大学経済学部教授。著書『金融権力――グローバル経済とリスク・ビジネス』、『金融危機後の世界経済を見通すための経済学――集中講義』など。


■会 場 協同会館アソシエ
 大阪市東淀川区淡路3丁目6-31
 阪急淡路駅より徒歩8分、JR新大阪東口より12分
■参加費 500円
■連絡先 NPO非正規労働者のための協働センター
 大阪市西区川口2-4-2
■TEL 06-6586-5005
■メール sodan@c-c.or.jp
■HP http://www.c-c.or.jp
(管理職ユニオン/派遣パートユニオンの方は、仲村まで申し込みを)

美術展

ペシャワール会DVD販売中

 6月2日(火)、船橋市勤労市民センターにおけるペシャワール会福元満治事務局長のアフガニスタン現状報告と訴えの一部始終を「We命尽きるまで」の藤山顕一郎監督が熱く撮ったDVDを希望者に頒布します。送料別で1枚千円。編集完成まで若干日時がかかります。ご了承下さい。お申込は『コモンズ』まで

コモンズ川柳

乱 鬼龍 

ポスト民主ポスト三極時は急

沖縄の怒り怒怒怒とどっと混む

去るも地獄残るも地獄社民党

聞きあきたセリフの山で根腐れる

百年後なんと言われるこの時代

変革のアソシエ出版物案内
危機からの脱出
  変革への提言

伊藤 誠
本山美彦
 編
2010年4月10日発行
A5判390頁
定価:(本体2500円+税)
発行:御茶の水書房
  〒113-0033
  東京都文京区本郷5-30-20
  電話:03(5684)0751



編集室から

●沖縄・緊急意見広告運動の3月7日の発起人会議から5月中旬の3紙への意見広告実現までの2ヶ月余。28日の屈辱的な日米共同声明の発表と前後の国会前行動、6月2日の鳩山辞任と3ー5日の東京・大阪の意見広告集会の成功。「今、やらねばいつやるか」の気概で走って走って、やれることは何でもやり、これらの下支えの活動に徹してきた。鳩山から菅へ。新しい闘いの段階へ、時代の要請にかなう活動の刷新をもって挑みたい。(生)●菅新内閣が発表された。岡田外務相、北沢防衛相、前原国交相と、沖縄を踏みにじった前鳩山内閣の人事のままである。3日の集会で、この中の一人でも留任したら絶対に許さないと安次富さんは言っておられたが腸が煮えくり返る思いだろう。これは菅から沖縄への挑戦状である。一歩も引くことはできない。勝利までたたかおう!(幹)

次号予告

■ 7月参議院選挙に臨むわれわれの態度
■ 関生支部の安保破棄ストライキ報告
■ 今、世界経済に何がおこっているか
(第3回)日本経済の行方(仮)
■ 沖縄・緊急意見広告運動の活動方針に応えて
■ 協同組合論、地方から、


HOMEトップへお問い合わせプライバシー・ポリシー
革命21 Copyright (c)2008 All Rights Reserved