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●スーザン・ジョージさん講演 2008年6月28日文京区民会館にて |
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トランスナショナル研究所、アタックフランスに所属 グローバルジャスティスの運動を推進 ●空港で足止め 今日ここへ来られたことを日本の皆さん、そしてアタックジャパンの秋元陽子さんに感謝いたします。本日私は朝7時に成田空港に着いたのですが、入国に当たって4時間もの間空港で止められました。 ●14パーセントの代表が世界の事を決める 多くの人々にとって明白であるように、このG8には正当性がありません。なぜなら、世界の人口のわずか14パーセントを代表するに過ぎない人々の集まりだからです。彼らは世界の支配者として選ばれているわけではありません。また彼らはかならずしもそれぞれの国を代表しているというわけではありません。ブッシュもブラウンも国内支持率は下がっており、サルコジもフランスでの支持率は38パーセントに過ぎません。これは日本の福田首相も同様です。 ●彼らの予想は当たったためしがない G8諸国は、世界の武器輸出の4分の3、世界経済の3分の2を占めています。皆さんに質問があります。いままでG8の後で出されるコミュニケを読んだことのある人はこの会場に何人いますか?(一人だけ手をあげる) たったひとり? それには理由があります。それはこのコミュニケが全くつまらないからです。なぜなら(彼らのコミュニケにおける)彼らの予測は的中したことがないからです。フランスの格言に「統治するとは予見する事である」というものがありますが、彼らの予見はことごとく外れました。彼らの気候変動予測は外れました。また90年代後半の国際的金融危機も予見できませんでした。現在における危機も予測できていません。昨年のハイリゲンダム・サミットで初めて「予見」しただけです。私は20年前の1988年の著作において金融危機を予測していましたが、彼らは逆に、その頃には金融緩和を推進し、その結果、戦後最悪の深刻な金融危機に直面しています。また食糧危機にも直面しています。さらに、貧困についてはこれまでに加えて新たに1億人もの貧困人口の増加の危機に直面しています。また、温室効果ガスの危機にも直面していますが、食糧生産をバイオ燃料生産に転化することで、それ自体が温室効果ガスの危機を増大させています。私たちは、このような人たちを信じていいのでしょうか? ●民主主義のプロセスが問われている 2005年のサミットではひとつだけいいことがありました。それはブッシュにとって最後のサミットとなったからです。今度は私たちがこのサミットを最後にしなければなりません。ある人類学者によれば、G8のプロセスはアメリカとカナダでお互いの会議にお互いの先住民を招待する習慣に似ているそうです。しかしG8については相手の国を招待するのではなく、「私の国から出て行け!」と言うべきです。そして本当に真面目に解決策を考える人だけが集まるべきです。10年前の1999年、シアトルにおける反WTO運動において、民主主義のプロセスが問われました。民主主義は国境を超える事ができない。しかし、民衆にとって重要な問題解は世界的規模での解決が求められており、国際的規模での民主主義がいま求められているのです。 ●非暴力のたたかいでG8を墓場に! 私たちはこのG8を笑おうではありませんか。あの人々はあわれな人たちである。真面目な政策という点で無能だからです。日本人は思いやりのある人たちであるという事を私は知っています。でもG8だけは例外としましょう。私たちは数において優勢です。また考え方においても優位にあります。またエネルギーに溢れており、札幌でも行動します。今回の抗議行動でも若者が多く参加しています。1980年代には若者の参加はあまりありませんでした。しかし今は参加が増えています。WTOが挫折して2年間、展望がなく、IMFの信用を失墜させるのに私たちは貢献しました。新自由主義批判が力を持ってきたのです。 |
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