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このあと、相互の質疑応答があり、会場からもいくつか質問や意見が出された。安保は日米の軍事同盟であり、この問題を論じる時には、同盟維持を正当化する「仮想敵国」が必要となる。対中国、対北朝鮮を想定した場合の米戦略についての菅さんからの質問に対して小西さんは、「そもそも対北朝鮮戦略など米軍はまったく想定していない」と説明。また対中国の場合も、まず米軍側が始めなければ中国から行動することはあり得ない、と応じた。関西からの参加者からの「魚雷による撃沈」疑惑についての質問もあり、それに答えて小西さんは原発の存在を指摘してこれが戦争となる可能性を否定した。また松元さんは、現段階での北朝鮮と韓国との軍事力の差が約100倍もあることを明らかにし、戦争は起こり得ないと回答した。
またこれからの運動の方向性について、安次富さんからは沖縄で実際におこなってきた運動の成果に踏まえ、「相手がいやがる運動をやる」ことの大切さが強調され、また長い時間がかかるが諦めずにやっていけば必ず成果が現れるとの提起があった。司会の塩川さんからは、ジュゴン生息域に対してアメリカでは基地建設が禁止されたが沖縄では強行されようとしているなど米軍の二重基準の実態が明らかにされた。僧侶の石橋さんからは、安次富さんのワシントンへの沖縄県出張所設置提案についての賛意と共に、ワシントンとニューヨークには仏教寺院があることが報告された。「県出張所」実現に向けた可能性が一段と高まることになる。
最後に、会場からの質問に答えて、松元さんから、これまで沖縄では政府からの振興策予算などの懐柔策により各市町村長らが基地建設推進派となり、市民が反対派というねじれ減少が起こっていたが、いまや、政府予算などよりもむしろ基地被害のほうが深刻視されており、基地に頼らない沖縄自立発展の道を探るためにも基地建設反対しようとする方向で県内意見が統一に向かっていることが述べられた。
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